北風が吹く時期、恋しくなるのがマフラー。首元があたたまると、気持ちまでほっこりしますよね。 でも、あまりに大きくて厚みのあるものは、旅のお供としては考えもの。そんな時、目に留まったのが、コンパクトなのに暖かい、職人さんのマフラーなのでした。
ニットのまち・太田市で見つけた、「チクチクしないマフラー」。コンパクトなのにぽかぽか。旅のお供にぴったりです。リバーシブルでいろいろなスタイルに合わせることができ、ユニセックスなデザインで、ファミリーみんなが使える、みんなのマフラーです。
ふるさとは、ニットのまち・群馬県太田市
編集部の目を釘付けにした「ちくちくしないマフラー」のふるさとは、群馬県太田市。 実は戦後、“ニットのまち”として栄えた場所です。
そもそも太田市と言えば、自動車メーカーSUBARU発祥の地。 ニットが盛んになったのは、その前身である「中島飛行機」の技術者が、糸を紡ぐ機械の製造も行っていたからだとか。
レディスのセーターやカーディガンの製造を得意とした太田市のニットは、アパレル業界から絶大な支持を得ます。
ところが次第に、輸入品の増加や後継者不足などの問題から生産量が縮小。 200社あったニット工場は、今や10社を切るまでになってしまいました。
ですが近年、「太田市生まれのニットを守りたい」と、個性豊かな市内7つの工場と、アパレルメーカーが一丸となってスタートさせたのが、地域ブランド「OTA KNIT」。
その「OTA KNIT」が2024年、「ちくちくしないマフラー」を、よりギフトとしても好まれるパッケージに一新しました。
コンパクトなのに、あたたかい
マフラーの一般的なサイズは、幅が30cm前後、長さが170cm前後。それに比べて「OTA KNIT」の「ちくちくしないマフラー」は、幅が15cm、長さが138cmと、とってもコンパクトです。外出先で付け外しをしても、すっぽりかばんに収まります。
なのに、首にくるりと巻くと、すごくあたたかいからびっくり。
理由の1つは、糸にエクストラスーパーファインウールと呼ばれる、最高級品種の羊毛を100%使用していることにあります。
しかも、直径15.1〜15.5マイクロンという超極番手の糸を使っているため、肌あたりがしなやか。チクチクしないのです。
また、「袋ジャガード編み」という編み方で編まれているため、全体が2重構造に。それによってマフラーの中に暖かい空気が溜まり、冷たい風を防いでくれるだけでなく、あたたかさも保ってくれるのです。
リバーシブルでユニセックス。贈り物にも
保温性に優れた「袋ジャガード編み」はまた、裏表の色を反転させる特徴を持っていて、それはリバーシブルという、「ちくちくしないマフラー」の個性にもつながりました。
たとえばキャメル×グレーの組み合わせだと、どちらを表にするかで印象はガラリと変化。その日の気分やコーディネートによって見せ方をアレンジできます。
結び方を変えれば、裏表両方の色味を活かしたスタイリングもできますよ。
さらに、コンパクトだけれど、子どもから大人まで、幅広い世代に使いやすいサイジングで、デザインもユニセックス。 ファミリーみんなが使える、みんなのマフラーです。
おしゃれなギフトボックスに入っているので、贈り物にも喜ばれそうです。
聞けば聞くほど興味が湧いてくる、「ちくちくしないマフラー」。まず1本目は自分のために。デイリーだけでなく、旅先でも大活躍してくれること間違いなしです。 使ってみて嬉しかった実感を、ぜひ次の人にも繋げてみて。