【好評発売中】ことりっぷMagazine Vol.42 2024秋「クラシカルな街へ」

“街のいいところを見つける 旅のきっかけマガジン”をコンセプトに、旅や週末のおうち時間も心地よく過ごしたいと思っている旅好きの人に向けた、トラベルライフスタイルマガジン「ことりっぷマガジン」の最新号、ことりっぷMagazine Vol.42 2024秋「クラシカルな街へ」を全国書店ほかで9月10日(火)発売。

ことりっぷオンラインストアで、ことりっぷ旅するカレンダー2025〈和柄〉または〈洋柄〉を一緒に購入いただくと、ことりっぷの表紙柄をあしらったポストカード3枚をプレゼントします。この機会にぜひ、ことりっぷオンラインストアをのぞいてみてくださいね。

 

 

 

この秋は少しおしゃれをして、レトロな建築があるクラシカルな街へ

ノスタルジックな気分になるクラシカルな建築がある街へ、この秋は旅にでかけませんか。

日本各地には、幕末開国以降から昭和初期に建てられたクラシカルな洋風意匠の建物が多く残っています。いまでは考えられないほどの緻密な装飾やインテリアのこだわりなど、建物自体がアート性を感じる場所で、その当時のままの灯りに照らされると、タイムトリップした気分になる場所もあります。

 

レトロな建築物はさらに、今ならではのリノベーションが施され、カフェや美術館、ホテルなどに生まれ変わり、機能的でありながら、重厚感を感じる特別な空間になっています。 クラシカルな街で、和洋折衷な建築にも注目したり、建築物の中に身をおいて、少しその時代に迷いこんだような気分を感じてみませんか?

 

【京都】美しい建築を探して、クラシカルな秋の京都へ

和風建築のイメージがある京都ですが、明治から昭和の戦前にかけて建てられた西洋建築も数多く現存している街。東京へ都が移り、文明開化の波がやってくると、進取の気性に富む京の人々は、近代化を夢見て多くの技師を招致・育成し、洋館を建設しました。

 

京都のまつりごとの中心、京都府庁、京都市役所、三条通の日本銀行京都支店(現・京都文化博物館 別館)などの公的な建築、大山崎山荘や長楽館のように実業家が私財を投じた建築、建築家・ヴォーリズによる建築、喫茶店に至るまで、個性も魅力もじつにさまざま。細部に散りばめられた装飾に至るまで見逃せない、フォトジェニックな建築物ばかりです。京都では、映画のワンシーンのなかに紛れ込んだような、別世界で心高鳴る体験を。

 

 

【東京】洋風建築が数多く建築されるようになったはじまりの東京で洋風建築さんぽ

東京の街を歩いていると現代的な高層ビルと入り混じって、エモーショナルな西洋建築が点在していることに気づきます。その場所だけ時代が異なるかのような外観に目を惹かれることも。宮家や貴族の邸宅を、古き良き時代のままに残している貴重な建物も多くあります。特徴的なアール・デコの香りが色濃く残る「東京都庭園美術館」や、クラシカルな意匠が残る「東京プリンスクラシックハウス ラ・メゾン・キオイ」で、まるでタイムトリップしたような気分で、展示鑑賞やカフェ時間を楽しんでみては。建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの意匠が残る「帝国ホテル東京」や「自由学園明日館」などほかに見るべきスポットはたくさん。東京は、国内で洋風建築は東京から始まったといわれる場所。建築家にも注目しながら、感じるがままにレトロ建築さんぽしてみませんか?

 

多様な文化が入り混じる、川越、門司、敦賀もご紹介

江戸時代の白壁の町並みに、明治、大正、昭和と異なる時代の建物が調和する倉敷。倉敷アイビースクエアや倉敷のシンボル・大原美術館などに代表される、和と洋が響き合う独特のクラシカルムードが町を包みこんでいる場所です。

 

江戸の昔より城下町として栄え、今も情緒あふれる町並みを残す川越。明治・大正・昭和の建物がそのままの姿で残る中でもひときわ目を引くのがメインストリートに面して建つ優美な洋風建築。大正時代に銀行として誕生した場所が新しいビルに生まれ変わりさらに川越の洋風建築に注目が集まっています。

 

明治時代から昭和初期まで国内有数の貿易港として発展を遂げた福岡・門司港。西洋建築の洋館群をはじめ旧花街やレトロな洋食店など、異国情緒を感じる町並みが残っています。なかでも当時を代表する洋館群はいずれも西洋建築の意匠が散りばめられた豪華な造りで貴重なものばかり。これらを生かしたまちづくりが整備され「門司港レトロ」として当時のたたずまいを修復、復元されていますよ。

 

この秋は、少しだけおしゃれをして、クラシカルな街にあるレトロな洋風建築に身をおき、アートを眺めたり、アフタヌーンティーをいただいたり、自分なりのインスピレーションでレトロな洋風建築を感じてみる、旅にでかけてみませんか?

 

 

 

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