冷たい風、暖房、マスクの摩擦。冬の肌はつっぱりやごわつき、手荒れが出やすくなります。そこでことりっぷが選んだのは、奈良の酵素洗顔、長崎・五島の生搾り椿オイル、熊本・山鹿シルクのハンドクリーム。どれも土地の恵みを生かし、ひと手間を重ねた手仕事が光るアイテムです。使い心地まで確かめたうえで、ことりっぷオンラインストアや編集部のメンバーが「これなら」と感じたものをご紹介します。
自分用にも、語れるギフトにも。ポーチに収まるサイズ感もうれしい、冬の3本です。
※使用感には個人差があります。
バイヤーも試して納得♪ もこもこの泡が心地よい「酵素の洗い粉」/奈良

朝の洗面台。水に触れた瞬間、頬がつっぱる気配がする。夜も同じで、きちんと落としたはずなのに肌がゴワつく。——冬は「洗ったあと」の手触りで、一日の気分が左右されることも。だからこそ、洗浄力の強さより、摩擦を増やさず、必要なうるおい感を奪いにくい洗い方を選びたいですよね。
そんな時におすすめしたいのが、「酵素のあらい粉」。青パパイヤ由来のパパイン酵素をベースにした洗顔パウダーです。
古い角質や汚れを落としやすくし、洗い上がりをなめらかに整えます。さらに、大和当帰の葉や有機米の米糠、日本薔薇、黒すぐり(カシス)など国産素材を組み合わせ、洗顔後のつっぱり感を招きにくい方向へ。
夜の“軽いメイク落とし”まで1本で

泡立てネットで作る泡は、密度のある“もこもこ”。指先が肌に触れにくく、泡の弾力がクッションになるから、乾燥で敏感に傾きがちな日でも使いやすい。泡を肌にのせると、指先の圧が伝わりにくく、こすらず洗える感覚が心地いいです。
軽いメイクなら、この洗顔だけでオフ可能。 日焼け止めや薄いベースメイクをする男性にも使いやすく、シェービング後や紫外線を浴びた日の肌を、こすらずリセットできます。朝も夜も使えるので、洗顔の役割をきちんと果たしながら、ケアの手数を増やしません。

今日はすっきり洗いたい。今日はうるおい感を大事にしたい。肌のコンディションが揺れる冬は、日によって使用する洗顔を選べると安心です。ことりっぷオンラインストアでは2種類を展開しています。
受け継がれた洗顔×酵素研究の知見

奈良は、古くから薬草や自然療法の知恵が集まってきた土地。冬の肌が不安定なときほど、強く効かせるより、毎日続けやすいケアを選びたくなります。そんな土地の発想を、いまのヘルス&ビューティーに落とし込んだのが、奈良生まれのブランド「THERA」です。
そもそも奈良は、6世紀ごろ中国から伝わった医療知識や薬草が、日本の中心地・大和に集まったといわれる場所。土壌にも恵まれ、薬草の栽培が広がりました。いまも豊かな自然のなかで、伝統のノウハウを生かしたものづくりが息づき、「THERA」もその流れにあります。
酵素のあらい粉【THERA】を購入する
全身の保湿ケアに。五島の自然が育てた一滴に、つばきのうるおいを/長崎



保存料も添加物もいらない。敏感肌に贈る、酸化しにくいピュアオイル

添加物を加えない100%ピュアなオイルで、赤ちゃんや敏感肌の方にも使いやすい設計。酸化しにくく油質がくずれにくいのも椿オイルの特長で、保存料に頼らず安定しやすい点も頼もしいところ。
いつもの保湿を底上げしたい日と、肌の調子が気になる日。冬はコンディションが読みにくいから、選べる2タイプが心強い。ポーチに入るサイズ感も、外出や旅にちょうどいいのが嬉しいポイントです。
背景ごと愛せる、ヤブツバキのまっすぐな椿オイル

原料がいいだけで、使い心地や質感が決まるわけではありません。違いが出るのは、実の扱い方と搾り方。量よりも、質を守ることを優先する——五島で椿をオイルにする仕事は、そんな愚直さで成り立っています。
木から落ちる前の実を手摘みし、土や不純物に触れにくい状態のまま搾油へ。一般的な加熱抽出ではなく、非加熱でゆっくり圧をかけ、時間をかけてていねいに濾過します。採れる量は多くありませんが、椿本来の成分を損なわないためのこだわりです。
五島の自然が育てたヤブツバキを、島のこれからにつなぐ。背景を知るほど、毎日のケアは、保湿のためだけではなくなって、少しずつ愛着のある習慣に変わっていきます。 「恋するつばき」は、長崎・五島のヤブツバキの実をひとつずつ手摘みし、島の工房で搾った一滴を、そのままスキンケアに届けるブランドです。五島の恵みを、明日の肌へつなぎます。
「恋するつばき」を購入する
べたつきにくさが味方になる。国産シルクのハンドクリーム/熊本

冬の手は、乾燥や消毒、水仕事で一気に荒れやすいもの。だからこそ、毎日迷わず手に取れる一本が欲しくなります。でも、ハンドクリームはしっとり潤うものほど“そのあと”に困りがち。スマホやPC、家事……。塗った直後に何も触れない、待ち時間がストレスになって、結局ケアが続かなくなってしまいますよね。冬の手元ケアには、潤いの持続と同じくらい、仕上がりの軽さが大事なのです。

「COKON LAB」のハンドクリームは、熊本県山鹿市で育まれた「やまがシルク」の加水分解シルクとシルク粉末を配合。肌になじみやすく、べたつきにくい使用感にこだわった国産シルクのハンドクリームです。

「やまがシルク」の強みは、手触りだけではありません。天然保湿因子(NMF)のひとつであるセリンを、一般的なシルクより多く含むというデータが得られている点も見逃せません。乾きやすい冬の手元に、うるおいの“土台”を支える発想です。 ※天然保湿因子(NMF):角質中に存在する、水分保持力のある親水性の因子。肌の美容と健康に関わるアミノ酸などで構成されます。

続けやすさを後押しするのが、気分で選べる2つの香り。朝はすっきり切り替えたい、夜は気持ちをゆるめたい。手元は一日に何度も香りと出会う場所だから、香りが“習慣”をつくってくれます。
山鹿から届くシルクで、冬の手元をさらっと潤す

手元は、毎日いちばん働く場所。だからハンドクリームは、効き目だけでなく「選んだ背景」まで気持ちよく語れると、贈り物にも強くなります。自分のために買った一本が、気づけば“これ、好きそう”と誰かの顔を思い浮かべる存在になることも。
熊本・山鹿は、温泉や芝居小屋「八千代座」、灯りが街を包む灯籠まつりなど、文化が息づく町。かつて養蚕や製糸で栄えた背景もあり、“絹”が暮らしの記憶として残っています。ハンドクリームに配合されている「やまがシルク」は、標高600mの「天空桑園」で無農薬栽培された桑の葉から。桑葉は山鹿市の養蚕工場「NSP山鹿工場」へ運ばれ、カイコの飼育からまゆの生産まで一貫して管理されています。
「COKON LAB」は、そのシルク成分を生かしたボディケアを展開し、桑園と養蚕工場で働く従業員の70%は山鹿市出身者で、地域の雇用機会の拡大にもつなげています。