栃木県・益子の町で、日々の食卓を楽しくする器づくりを続ける「よしざわ窯」。ことりっぷ旅するマルシェでは、開場と同時に行列ができるほどの人気ぶりでした。さらにことりっぷMagazine最新号「ふたたびの旅とクラフト」では表紙を飾っていただいています。 そんなよしざわ窯のお皿が、ことりっぷ公式ストアでもお買い求めいただけるようになりました。愛らしい動物モチーフや爽やかなレモン皿など、食卓をやさしく彩る8枚が届いています。ひとつひとつに、土のぬくもりと作り手のやさしさが宿る器の魅力を、ご紹介します。
ほっと笑顔をくれる、白いシロクマのお皿

にっこり笑う白いシロクマが、今日の食卓をやさしく見守ります。パンケーキにも、ブランチのワンプレートにも、メイン皿としてぴったり。ゆるやかに立ち上がったフォルムが、ソースや肉汁もそっと受け止めてくれます。

一枚ごとに少しずつ違う“とぼけ顔”を眺めるたび、自然と笑顔がこぼれます。
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ウサギやリスが顔をのぞかせる、物語の一枚

お皿の縁をぐるりと囲むのは、ウサギやリス、シカたちが暮らす小さな森。レイクグリーンの透明感が、まるで朝の森の光を映したよう。トーストをのせれば爽やかな朝に、ケーキをのせればおとぎ話のティータイムに。

泥しょう作りで生まれた繊細なレリーフが、食卓にやさしい物語を添えます。
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食卓に爽やかな風を運ぶ、愛らしいレモンのかたち

益子の土から生まれた、やさしいマットイエローの器です。副菜にもケーキにも使いやすく、毎日の食卓で自然と手に取ってしまう“ちょうどいい”サイズ。縁がわずかに立ち上がっていて、ドレッシングやソースもやさしく受け止めてくれます。

太陽の光をすくい取ったような明るい佇まいは、よしざわ窯を象徴する代表作です。
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つぶらな瞳に、きゅん。食卓の小さなアイドル

ちょこんと丸まった姿がなんとも愛らしい、ハリネズミのお皿。背中の三角模様や、どこかとぼけた表情が食卓をやさしく和ませます。白とこげ茶のツートーンは、和菓子にも洋菓子にもよく似合い、クッキー皿やお子さまのプレートとしてもぴったり。

テーブルに並ぶだけで、毎日のごはん時間が少し楽しくなる一枚です。
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こんがり焼きたての香りを思わせる、パンの器

ツヤのあるあめ色の釉薬が、光を受けてやさしく輝くクロワッサン皿。層の陰影まで感じられるフォルムは、まるで職人が焼き上げたパンのようです。焼き菓子やパンをのせれば、まるで街角のカフェの香りが広がるよう。

たたら作りならではのやわらかな形と、ひとつひとつ異なる焼き色が、暮らしの中に小さなぬくもりを添えてくれます。
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シロクマがキュート♪ コロンと愛らしいカップ

小さな体に、やさしい白をまとったシロクマのうつわ。つぶらな瞳と少しとぼけた表情が、見ているだけで心を和ませます。フルーツやヨーグルト、茶わん蒸しにもぴったり。

耳の焼き色や釉薬のゆらぎ、素地にのぞく焦げまでが、それぞれの個性です。食卓にちょこんと並ぶ姿は、まるで暮らしの中の小さな相棒。
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おとぎ話の森が広がる、熱々のオーブン皿

器の内側に広がるのは、木々が並ぶ小さな森と、そこに佇む一羽のフクロウ。熱々のお料理を食べ進めるたび、少しずつ姿を見せるその風景は、まるで絵本の一場面のようです。取っ手付きで使いやすく、深みのあるあめ色の釉薬が料理の焼き色を引き立てます。

テーブルに並べるだけで、食卓がほっと温まる物語のはじまりです。
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アンティークの気配をまとう、使いやすく美しいお皿

縁を彩る可憐な西洋花のレリーフと、淡いホワイトグレーの釉薬。光によって白にも水色にも見える絶妙なニュアンスが、料理をそっと引き立てます。スープやカレー、焼き菓子など、どんな料理にも寄り添う万能なデザイン。

ひとつひとつ丁寧に手仕事で仕上げられた花模様には、やわらかな陰影と温もりが宿ります。
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“日々の食卓が楽しくなる器”を届ける、益子の窯元

栃木県・益子町に工房を構える「よしざわ窯」。洋のアンティークを思わせるデザインと、やさしい色合いで知られる人気の窯元です。型を使いながらも、仕上げはすべて職人の手仕事。ひとつとして同じものはなく、手に取るたびに土のぬくもりが感じられます。

「ことりっぷ 旅するマルシェ」でも、行列ができるほどの人気ぶり。今回ことりっぷオンラインストアでも、その魅力に出会えます。届いたのは、益子の風と、作り手のやさしい想い。暮らしの中に、旅のようなときめきを添えてくれる器です。
よしざわ窯の“たたら作り”が生む、自由なかたち

益子のやわらかな土と、手のぬくもりから生まれる「たたら作り」。よしざわ窯では、石膏型の上に板状の粘土を丁寧に重ねて形をつくります。ろくろでは丸い器しか作ることができませんが、たたら作りは楕円や動物の形など、自由なフォルムを実現できるのが特徴。よしざわ窯の個性豊かで愛らしいデザインは、この技法から生まれています。

益子の土は砂気と鉄分を多く含み、少し厚みがありながらもあたたかな質感に焼き上がるのが特徴。その性質が、たたら作りの素朴でやわらかなフォルムと見事に調和しています。益子の土地と土、そして人の手。この3つが重なって、よしざわ窯の“日々が楽しくなる器”が形づくられているのです。

各地の陶磁器が集まる、ことりっぷの小さな陶器市を、ことりっぷ公式ストアにて開催しています。 土のぬくもりや焼き上がりの表情に、その土地のぬくもりが伝わる品々が勢ぞろい。波佐見焼とコラボレーションしたことりっぷオリジナルのお皿もラインナップ。 うつわから陶器の小物まで、お気に入りを見つけてみてくださいね。